ラフィアに恋して
「東京でゆっけちゃんが帽子づくり教室をやるって!」
ということで、苗に水をたっぷりあげて、意気揚々と東京へ。
マダガスカルの原生林からとれるラフィア椰子の植物の葉を
加工して作られた素材という、ラフィア。
僕は去年にゆっけちゃんこと三宅ゆき江さんのつくったラフィア帽を見たことがあった。
その軽さとうつくしさたるや。ほわわわ〜ん。
最近、お気に入りだった麻の帽子がなくなってしまい、途方にくれながら畑仕事の日々。
ついに、お気に入りを!しかも自分で生み出せる!ということで、珍しくヤル気満々。
「たとえこの手が不器用だとしても、なんとしてもやり遂げて佐久に帰る!」
と、ものすごい熱を内に秘めて、スタート。
まず、12〜3本のラフィアを手にとって、三つ編みを20cmほどつくり、
そのあとは、ひたすら5つ編みを作り続ける、というルーチンワーク。
昼の11時から始め、、、
ワークショップが終わったあとも、ひたすら編み続け、都度成型して、、、
講師のゆっけちゃん(ぼくはおかあちゃんと呼ぶ)はいつのまにかパジャマ(わーお♡)に。
一人、また一人とシェアスペースから姿を消し、気づけば日付が変わって1時。
ようやくつばまで編み終えたところで、ゆっけちゃんからストップの合図。
腱鞘炎になりながらも、ついにできました。
やっほう!
もう作り方もわかったし、壊れても直せる!!
まさか自分の手が、こういうものを作れるとは思ってもみませんでした。
ささやかな、成功体験。
おかあちゃん、あの場にいた皆様、ほんとうにありがとうございました。
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