星と土となかまたち

「月をおもい、月をまつる」

2018年10月20日、星の坊主さまの住む地域にある美術館で行われたワークショップ&レクチャー「月をおもい、月をまつる」が無事に終了しました。


太陽の光が手掛かりになる大切な時間をたっぷりとかけて準備をして、月をまつる。そんな遊びをおとなたちと1日かけておこないました。


当日はほんとうに天気に恵まれました。早朝から月が南東の方角にあるまで、空は雲に覆われて雨も降ったりしたのですが、月が南から西に傾くころ、儀式の始まりの時には晴れて透明な夜がひろがっていました。


そればかりでなく、日中の雨が空を洗い流してくれたおかげで、目に痛いくらいの強烈な月の光が地上に届くようになったのですよ。


また、雨が降っていたということも、「まつる」みなもととなる心情をより高めてくれたような気がします。


会の中で何をしたかというと、とても簡単で誰でもできることだけです。とはいえ、月へのおもいがそこに加わるだけで確かに変わる何かがあります。月のはたらきを感じるためには、簡単であるということもわたしにとっては大切なことなのです。


予想していなかったことが起こったり、遠回りせざるおえない場面もあったのですが、むしろ、然るべき順があらわれて、それをたどっているのだなという確信に近い幻想がわたしのなかにありました。


すべて月まつりの一場面としてすんなりと受け入れることができて、安らかに全てを楽しんでいました。

みずから進んで月の響きに同調していくと、精神状態が普段とはずいぶん違っています。

とても心地よく助けられる一方で、地球にしっかりとつながっていないと意識がとんでいってしまいそうな、あやうさにクラクラすることもありました(とくに2日目にロジャーさんの導きで行った月の瞑想…)。


これはある種の覚醒なのかしら…よくわからないけれど…


月を通して、自分の未熟さ、はかなさも改めて認めることができたのも収穫でした。不完全なわたしは距離感をはかりながら、少しずつ月に近づいていく方が良さそうです。

佐久市、望月。

新月と満月を意味する音を持つ地で初めて立ち上がった、あたしい月のまつり。

講師をふくめメンバーはわたし以外全員男性という、フェンバーガーハウスでも星の坊主さまでも前代未聞の構成の会でした。このことだけでもすごく特別で、幾つかの知識と照らし合わせてみても、月からのメッセージがたっぷりふくまれているように思えてなりません。

遠くまでお運びいただいてワークショップとレクチャーにご参加くださったみなさん、星の坊主さま、そしてフェンバーガーハウスのロジャーさんのおかげで、知らず知らずのうちにまとわせてしまっていた観念が溶けていきました。


晩餐は佐久のレストラン、maru cafeさんが星の坊主さまの野菜をたっぷり使って用意してくれました。ランチや英国式ティータイムのお菓子はロジャーさんの奥さまのレイさんが腕をふるってくださいました。


月の衣をこしらえ京の山奥からわたしたちを守ってくれたiaiさんにもとっても感謝しています。


この会を通して月の恩恵を誰よりも受け取っているのは、わたしなのではないでしょうか…ほんとうにありがとうございました。


これから先も、しばらく月との日々が続きそうです。


(🐢ゆみこ)